はじめての西洋建築入門!代表的な7つの建築様式とその特徴 – マイクラ

河から見たノートルダム大聖堂の美しい側面

©2013 Notre Dame by Anyul Rivas CC BY 2.0

マイクラで洋風建築をするなら、西洋の『建築様式』を参考にしましょう。

西洋建築にはたくさんの種類があり、時代によって特徴が大きく異なります。作る前に知っておくと、とても参考になりますよ。

この記事では、代表的な7つの建築様式とその特徴をまとめました。はじめて学ぶ人でも分かるように10分程度で読める内容になっています。

古代ギリシャ

右側から見たパルテノン神殿
提供:リュウタ/PIXTA

古代ギリシャ建築は、太い柱が並ぶ「パルテノン神殿」が有名ですね。

何千年経っても美しいと思える「普遍的な美」を作り出した建築様式です。

特徴は「円柱」と「梁(はり)」で作られていることです。この2つは建築の基本構造となります。古代ギリシャ人たちは、この単純な構造を美しく完成させることに力を注ぎました。その最高峰がパルテノン神殿なのです。

代表的な建築

パルテノン神殿、ギリシア神殿、ヘーラー神殿

古代ローマ

青空の下のコロッセオとそれを囲むように人々の列が©2010 Amphitheatrum Flavium(Colosseum) by llee_wu CC BY-ND 2.0

ギリシャ様式を手本としつつも、多様に発展させたのがローマ建築です。代表作に、娯楽施設としてつくられた闘技場のコロッセオがあります。

石造りに向かないギリシャ建築の弱点を改善し、「壁とアーチ」で作られているのが特徴です。実用的だったため、後のヨーロッパ建築の一般的な構法となりました。

代表的な建築

パンテオン、コロッセオ、コンスタンティヌスのバシリカ

ビザンティン

遠くから赤い壁とドーム屋根が目立つアヤ・ソフィア大聖堂の外観©2008 Hagia Sophia by Ming-yen Hsu CC BY-ND 2.0

古代ローマが2つに分裂し、東ローマで発展した建築様式がビザンティン建築です。

ドーム型の屋根と、細長い広間が特徴で、ローマ建築からの技術が継承されました。代表的な建築はトルコのアヤ・ソフィア大聖堂です。

ドーム型の屋根は、イエス・キリストを最上位とした天国の階級を表しています。

大きくて綺麗な形のドームを作るために改良が重ねられ、アヤ・ソフィア大聖堂でそれを達成しました。現在は、美術館になっているようです。

代表的な建築

アヤ・ソフィア大聖堂、モスクワの聖バシリ大聖堂、キエフの聖ソフィア大聖堂

ロマネスク

真っ白で揃った柱が美しいピサ大聖堂の正面©2010 IMG_0290_1_2Enhancer 2 by fortherock CC BY-SA 2.0

上のビザンティン建築は東側で発展しましたが、西側で発展した建築がロマネスク建築です。

代表的なものに、傾いていることで有名なピサの斜塔があります。実際に見ると想像以上に傾いているらしいです。

日が落ちた頃少し離れたところから見たピサの斜塔©2007 leaning tower by M4rvin CC BY-SA 2.0

「小さい窓」、「半円アーチ」が特徴的ですが、特に特徴的なのは「重厚な壁」です。ローマ建築では壁に外から装飾を付けるのが一般的でしたが、この時代は壁を削って装飾を作るようになりました。きらびやかな装飾ではなくなりましたが、代わりに重厚さが増しました。

代表的な建築

ピサ大聖堂、マリア・ラ・ハ修道院聖堂、アーヘンの宮廷礼拝堂

ゴシック

観光客でにぎわっているノートルダム大聖堂の前©2011 IMG_2262 by Jonathan Kotta CC BY-SA 2.0

ロマネスク建築の要素を、極限まで発展させたのがゴシック建築です。ツンツンとげとげしています。この建築様式が好きな方多いですね。

ゴシック建築は「尖塔アーチ」「フライング・バットレス」が特徴です。前のロマネスク建築と比べると壁の作りも違います。重厚感をより少なくし、壁の厚みを感じないように装飾をほどこすようになりました。

代表的な建築

ノートルダム大聖堂、ブルージュ大聖堂、シャルトル大聖堂

ルネサンス 

壁で囲まれた静かな空間の中にブラマンテのテンピエットが建っている©2009 Tempietto del Bramante by Bruno CC BY-SA 2.0

イタリアから広まった「ルネサンス」は、建築だけでなく、文学、絵画などあらゆる分野で起こった芸術復興運動です。

ルネサンスの意味は「再生」。中世の人々は、宗教の権威に縛られて自由な表現ができませんでした。そこで束縛のなかった古代ローマ時代の文化を復興しようと考えたのです。

ギリシャやローマ建築でも使われていた「円柱」「オーダー」を使用し、新しく「5つのオーダー」確立するなどしました。ただ単に古代ローマ建築を真似するのではなく、原理や法則を探求して独自の建築を作り上げました。

代表的な建築

ブラマンテのテンピエット、サン・ロレンツォ聖堂、パラッツォ・ファルネーゼ

バロック

煌びやかで豪華な装飾の教会を天井まで見上げる©2013 GM3_1725.JPG by Roman Catholic Archdiocese of Boston CC BY-ND 2.0

ルネサンスで厳しい批判にさらされた教会は再構築し、民衆の心をつかむための様式としてバロック建築が生まれました。

ルネサンス建築が「静か」であるのに対し、バロック建築は「動きのある」建築です。過度な装飾などが最初は受け入れられなかったため、「歪んだ真珠」という意味の「バロック」と名付けられました。

特徴は「豪華な装飾」「楕円」「中央部を強調したファサード」などがあります。装飾は、絵画、彫刻、建築が一体となって、迫力のある壮大な空間を作り上げました。

代表的な建築

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア大聖堂、イル・ジェズ聖堂、セント・ポール大聖堂

まとめ

西洋建築の代表的な7つ、なんとなく特徴は分かりましたでしょうか。

西洋建築を知ると、西洋の歴史も少し知ることができます。建築が、どれだけ人々の思想や時代を反映しているか、よくわかります。

細かく分けると、実はもっとたくさんの建築様式がありますが、上の7つは特に重要なので覚えておきましょう。

 

参考書籍

もっと時代背景や特徴について知りたい方のために、今回参考にした書籍を下に載せておきます。

1.図説 西洋建築の歴史 美と空間の系譜

西洋建築の本は、難しく書かれているものが多いです。そんな中、比較的わかりやすく書かれているのが本書。とは言っても、小学生では難しい内容のため、中学生以上におすすめです。

2.ビジュアル版西洋建築史-デザインとスタイル

教科書的な本が欲しいと思って参考にしたのが本書。教科書として書かれた書籍のようです。文字は小さく、表現は難しめ。上記の本よりも、多くの建築様式が掲載されています。

 

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