前回は朝ドラ「あさが来た」の加野屋を再現しましたが、今回は山王寺屋と今井家も再現してみました!
山王寺屋は、主人公あさの姉・はつが嫁いだ大阪有数の両替屋。そして今井家は、あさとはつの生まれた家で、呉服屋と両替屋を営む京都の豪商です。
物語が進むにつれ、この2つの家は時代の流れによって変化していきます。
あさが嫁いだ家、加野屋の再現は前回のマイクラで朝ドラ「あさが来た」―加野屋を再現!にて。
両替屋とは?
朝ドラ「あさが来た」に出てくる、加野屋、山王寺屋、今井家が営んでいた両替屋(両替商)とはどういったものだったのでしょうか。簡単にまとめてみました。
江戸自体の貨幣体制は、「三貨制」と呼ばれ、金貨、銀貨、銭貨が基本通貨として機能していました。特に、東日本は金、西日本は銀を決算手段として用いていたことで、「東の金遣い、西の銀遣い」と呼ばれていました。三貨制は、世界の金融の歴史においても独特の形式であったとされています。
さらに銀と金の交換で「相場」が生じ、時期などによって相場が変動する変動相場となっていました。このことにより、手数料を取って両替する両替屋(両替商)が生まれます。代表的な両替商には、鴻池や三井、住友があります。
その後、預金の受け入れ、手形の発行や決済、貸付などの金融業務を広く営むようになり、両替商は発展していきます。
以上のように、現在でいう銀行のような役割をしていたのが、両替商だったのです。
参照:あさが来たに出てくる両替商とは(久保田博幸) – 個人 – Yahoo!ニュース
山王寺屋
大阪の老舗両替屋「山王寺屋」です。加野屋の青の暖簾とは対照的に、赤い暖簾が目立ちますね。
当主の眉山栄達(はつの義父)は、元々番頭で、婿養子としてこの山王寺屋に入りました。
惣兵衛(はつの夫)が不愛想で暗い想いを抱いていたり、眉山菊(はつの義母)の嫁イビリなど、何かと問題の眉山家。これからどうなっていくのか、あさの加野屋と共に何かと気になります。
今井家
あさとはつの生まれた家、京都の今井家です。暖簾は、さわやかな黄緑色。
当主の今井忠興は、あさやはつ、弟の久太郎を厳しく育てます。特にあさは自由奔放なので厳しく育てられます。
母は優しく、祖父の忠政はあさの個性を誰よりも認めてくれる存在です。
夜の山王寺屋&今井家
山王寺屋は壁が暗めなので、赤が映えます。
また、壁にアカシアのドアを使うか迷いましたが、それほど色が合わなかったわけではなかったので、これでよしとしました。
今井家は、2階はレザー水晶の白、1階は松の木の木材と、色のバランスがとれていて気に行っています。
松の木の木材と、暖簾の黄緑色が合っていていい感じ。
向かい合うライバル店
他のところに建てても良かったのですが、加野屋の向かい側に山王寺屋を建ててしまいました。
同じ大阪ではありますが、実際はこんなことないです。はい。
ただ、2つの店が入ったこのアングル気に行っています。
おまけ
加野屋に、あさと新次郎の部屋を作ったので紹介します。
テレビ見ていても同じ作りの部屋が多いので、これは誰の部屋とかははっきりわからないのですが、スペシャルで紹介してくれていたのでここはあさと新次郎の部屋に間違いないです。
それにしても相変わらず畳が難しい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昔の家は、すべて似たような感じになってしまうのでは、と思って建ててみたのですが、壁の色や2階の形が違ったり、看板が違ったりと、少しずつ変化をつけることができました。
とりあえず、朝ドラ「あさが来た」の再現は、前回の加野屋の再現、今回の山王寺屋&今井家の2編で終了です。
また、違う建物、建てたい建物が出てきたら、再現してみようと思います。
以上、マイクラで朝ドラ「あさが来た」―山王寺屋&今井家を再現! でした。